野外教育指導者養成 | Wilderness Education Association Japan

 Outdoor Leader Workshop(OLW)
  ・アウトドアリーダーワークショップ
 Outdoor Leader Training Cource(OLTC)
  ・アウトドアリーダートレーニングコース

(公財)大阪YMCAは、Wilderness Education Association Japanの団体会員です。
 

WILDERNESS EDUCATION ASSOCIATION

WILDERNESS EDUCATION ASSOCIATION(WEA)は、世界50ヵ国に広がる、野外指導者および教育者の国際ネットーワークです。1977年にポール・ペッツォ氏が4つの大学と連携し、質の高い野外指導者を育成するカリキュラムを導入することによりは始まりました。その後、長年に渡り、アメリカの野外指導者育成のナショナルスタンダードとして認められ、今日では野外指導者養成機関を持つ多くの国で、グローバルスタンダードとして採用されています。
WILDERNESS EDUCATION ASSOCIATION JAPAN(WEAJ)は、日本の野外指導者の専門性の向上と職業としての確立を目指し、世界初のWEAとの同盟協定のもと、2013年に設立されました。
(WEAJ HPより抜粋)

大阪YMCAウエルネス事業本部は、WEAJの団体会員として、質の高い野外指導者を育成することを目指し、WEAJ認定の講習会を開催しています。
名称 日程 状況 締切 料金 開催場所

野外教育指導者養成講習
Outdoor Leader
Training Course
@呼子キャンプ場

集合講習(4泊5日)
9月30日(土)~10月4日(水)

準備中

9月14日(木)
17時
¥-

呼子キャンプ場
(鳥取県)

【特徴】準備中

WEAカリキュラム

WEAは、野外指導者に必要なスキルとして、「野外生活技術」「遠征計画」「リーダーシップ」「リスクマネジメント」「環境に対する責任」「教育」の6つの柱を掲げています。また、その全てのスキルを横断するものとして「判断」を掲げており、WEAカリキュラムにおいて最も重要なスキルと位置づけています。それ以外に、クライミング、パドリング、スキーイングなどの指導者が選択する「冒険活動の指導技術」と、野外救急法」は、WEAのコースの中では完全に補完されず、指導者が各自の責任で取得を目指します。
(WEAJ HPより抜粋)
8.1.判断

判断は、意思決定をするために、既存の知識と過去の経験を統合し、状況に応じた最適解を選択するスキルです。適切な判断ができなければそれ以外の全てのスキルを効果的に使うことができません。正確で普遍的な判断は野外指導者にとって必須です。

野外指導者は…

・野外指導において、自分の判断について包括的で一貫性のある説明ができます。
・特定の状況において関連するさまざまな情報を包括的に分析できます。
・教育効果、ミッション、参加者、状況に応じて最適な意思決定ができます。

 

9.1.野外生活技術

野外生活技術は、野外を安全に旅行し、食料、水、シェルターを確保するための、野外において環境に対する責任と持続可能な技術です。

野外指導者は…

・環境に合わせた適切な装備、服装の準備、選択、修理ができます。
・安全な移動とナビゲーションができます。
・LNTに基づいたトレイルの選択、キャンプ生活ができます。
・適切な水分補給、食事、衛生管理ができます。

 

9.2.遠征計画

遠征計画は、数日間の野外遠征を計画し、実行するための知識とスキルです。

野外指導者は…

・安全で快適な数日間の遠征ルートを計画できます。
・効率よく、美味しく、栄養価のある食事を計画できます。
・団体の方針やリスクマネジメントの基準に基づいて遠征を計画できます。
・装備、交通手段、資金を管理できます。

 

9.3.リーダーシップ

野外におけるリーダーとは、さまざま条件において、参加者の目的を達成するために、リーダーシップ理論を理解し、効果的なコミュニケーションをとり、参加者に対して適切に介入できる、信頼ある人です。

野外指導者は…

・状況に応じたリーダーシップ理論を説明し実行できます。
・自己のリーダーシップスタイルを理解し、適切に発揮できます。
・リーダーの役割を説明できます。
・リーダーシップのロールモデルを表現できます。
・ツーウェイのコミュニケーションをとることができます。

 

9.4.リスクマネジメント

リスクマネジメントは、参加者とスタッフのリスクを体系的に分析し、最小化する計画を立てるとともに、事故から法的なリスクを最小化するための知識です。

野外指導者は…

・一般的なリスクマネジメントの用語、概念を説明できる。
・野外における一般的なハザードを同定できる。
・プログラムの計画、実行、評価においてリスク評価ができる。
・緊急時において捜索、救助を実行する知識と技術がある。

 

9.5.環境に対する責任

環境に対し責任を持つためには、地域の生態系と文化を理解し、持続可能な遠征計画と実行ができ、現在及び将来の世代のために自然を

野外指導者は…

・環境に対する思想や実践のもととなった出来事、人々、概念を説明できる。
・遠征の計画と実行において、持続可能な実践し、参加者に指導できる。
・野外倫理を持ち、野外指導者として適切に振る舞うことができる。

 

9.6.教育

効果的な教師は、体験学習理論を応用し、効果的な学習体験を計画、指導、評価し、参加者が主体的に学べるように支援します。

野外指導者は…

・野外指導に関する基本的な理論と原理を説明できます。
・野外を活用して目的を達成するために効果的な学習体験を計画できます。
・野外でさまざまはティーチングテクニックを応用できます。
・授業前、中、後に適切な評価ができます。

 

大阪YMCA呼子高原キャンプ場 大阪YMCAが所有する、2,819,360㎡の広大な敷地内の教育キャンプ場です。
※現在一般のご利用はできません

所在地:鳥取県日野郡日南町菅沢呼子
交 通:JR米子・岡山方面より、伯備線「生山駅」下車、バス又はタクシーで20分
自動車:中国自動車道「江府」ICより約36km55分、「米子」ICより約48km60分

環 境:原野、山林(水源涵養保安林)
位 置:大山の南西約30km、米子市の南約20km、最寄り駅JR伯備線生山駅
歴 史:古代からたたらを使って製鉄が行われていた、ららたと鉄文化発祥の地。
植 生:ヤブツバキクラス域とブナクラス域の代償植生/コナラ/・クリ群落
動 物:キツネ、タヌキ、ノウサキ、アナグマ、テン、イタチ、イノシシ、キジ他

 


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