2011年7月下旬~9月中旬にかけて行われる大阪YMCAのキャンプに、ここ近畿圏に、行政支援や血縁を頼り避難されている方々、とりわけ大切なお友だちと離れ離れになってしまった子ども達のこころのケアを目的として、サンシャインキャンプを実施しています。
2011年8月25日の時点で、34名のご参加をいただき、子ども達の笑顔に出会うことができました。
また、当キャンプの実施にあたり、ご支援をいただいた三菱商事株式会社様には心より感謝申し上げます。
<参加キャンプ> | ||
呼子インタレストキャンプ | 1名 | |
阿南長期キャンプ | 3名 | |
阿南海洋冒険キャンプ | 12名 | |
阿南マリンキャンプ | 2名 | |
六甲山の子キャンプ | 1名 | |
六甲もりもりキャンプ | 1名 | |
六甲山の子キャンプ | 1名 | |
六甲アウトドアキャンプ | 2名 | |
紀泉テントキャンプ | 2名 | |
美方高原のびのびキャンプ | 4名 | |
小学生ディキャンプ3 | 1名 | |
わくわくデイキャンプ | 1名 | |
サマーデイキャンプ | 3名 |
大阪で生活する中で、お陰さまで少しづつ精神的にも安定してきたと感じていた頃に、今回のキャンプを知り、とても嬉しく思い参加を希望しました。震災後一番気にしていたのは、こどもの心と身体の健康でしたので、有難く思いました。食物アレルギーがある為に配慮が必要なのですが、その点も対応して下さり本当に有難かったです。 息子も、夏休みになったらYMCAのキャンプに行くんだ!と楽しみに過ごしていました。 こうして新しい地で、楽しみで心待ちなことが出来ていくのは、息子にも私にも大きな前進でした。
昨日キャンプから戻りました。自宅に帰るまでは疲れた様子でしたが、夕食を終えた辺りから、キャンプの楽しかった経験をイキイキと話し始めました。 「お母さん、ニンジンはかたいから、身体全部の力を使うといいんだよ」 「カヌーはこうやって、こうやって漕ぐの。落ちたら知らせる笛を吹くの」 「キャンプファイヤーってすっごいんだよ!!」 「リーダーが優しかったの。いつ又会えるかな。」 「昨日目が覚めた時は、夢かと思った。 ちょっとしてキャンプに来てるんだって思い出したら、すっごく嬉しかってん」 などなど、 キャンプで経験したこと、思ったこと、お母さんに教えなきゃと次々話す息子の姿を見て、急にお兄ちゃんになったように感じました。帰ったその日から、冬にも行きたい!年長さんになっても行きたい!!と次を楽しみにしています。 震災によって受けた息子の心のケアになったらと参加させて頂きましたが、親にとっても前に進める、前を向ける、良い経験になりました。どうも有難うございました。