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ネパール地震緊急支援・現地訪問報告

更新日:2016年4月25日

 

2015年4月25日のネパール大震災後、YMCAでは皆様からご支援いただいた募金を活用し、現地の学校の再建支援を行ってまいりました。この度、当初から現地支援のコーディネートを担う小川健一郎さん(大阪YMCA総主事室部長、北九州YMCA総主事)が現地を再度訪問し、その報告が届きました。

 

 【支援先の学校の様子】

4月24日、ダーディンにある学校(6歳から17歳程度まで、小学校とSLC、児童生徒250名)の学校を訪問してきました。カトマンズから車で5時間程度のところです。完成にはあと1ヶ月ほどかかりそうでした。2階建てで1階に3教室、2階に3教室の6教室ができます。建築中ではありますが、校舎の写真と子どもたちとの写真をご覧ください。

 

ネパール写真 ネパール写真

 

【ネパールの状況】

2015年6月に復興庁ができ、政府が被災者(家が倒壊した家族)に対して20万ルピー(日本円で約20万円)を渡す約束をしましたが、最近、やっとそのうちの一部、5万ルピーが渡されました。また、震災後、急増したインドからの流入者の問題があり、長い間インドとの国境が封鎖されていました。そのため、インドからの物流がストップし、ネパール国内は、ガソリンは3倍以上に値上がりするなどインフレにより混乱しています。(JICAによる情報)新聞によると、倒壊した建物の立て直し等は、2.6%に過ぎないとのことです。

先日まで駐日ネパール大使をされ、現在ネパールの外務省に戻られたマダンクマルバタライ閣下とも会談する予定ですが、ネパールの復興をYMCAが祈っていることを伝え、熊本の震災を一緒に祈る時を持つことにしております。

 

以上、皆様のご協力にあらためて感謝申し上げ、今後もネパールの復興と人々の癒やしのためにお祈りくださいますようお願い申し上げます。

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